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秋濃 藤義; 竹内 素允; 小野 俊彦; 藤崎 伸吾
PHYSOR 96: Int. Conf. on the Physics of Reactors, 2, p.E281 - E289, 1996/00
HTTRの核設計における制御棒の核計算精度を検討するため、軸方向にウラン濃縮度が2-4-6%と異なるVHTRC-4炉心の中央カラムにHTTRの制御棒模擬体を1本全長挿入した反応度価値をPNS法で測定した。測定値はBF検出器を燃料領域内の48点に配置した空間積分法及び即発中性子減衰定数を用いる修正King-Simmons式から求めた。測定値として20.00.3$を得た。実験解析はSRACコード及びモンテカルロ法GMVPコードを用いて10群で行った。計算値は18.6$及び19.00.3$となり測定値より7~5%小さく見積ったが、HTTRの核設計の要請精度10%以内を満たした。
吉田 弘幸; 太田 文夫*
JAERI-M 7763, 60 Pages, 1978/07
HTGR-LMFBRからなる共存エネルギー・システムの燃料自給性を満足させるLMFBRを見出すことを目的として、PuおよびUについて良好な増殖性能を有するTh-Blanket LMFBRについての検討を行った。本システムでのHTGRは0.85の転換比を仮定し、LMFBRには1000MWe級conventional two zoned core LMFBR、Axial-parfait heterogeneous core LMFBRを考慮した。本研究の結果、増殖性能(燃料自給性)に加えて、安全性(Na-ボイド係数)、経済性(燃料サイクルコスト)の点から見ても、Axial-parfait heterogeneous core LMFBRが上記共存システムに投入されるLMFBRとして適しているとの結論を得た。